[遠すぎた家路」「廃墟の零年1945」を読んだ ― 2017年05月07日
「遠すぎた家路」、「廃墟の零年1945」は、戦後70周年を飾る記念碑的名著。特に「遠すぎた」は、今までそんなに知られていなかった戦争終結後の各国民あるいは民族の帰還を扱っている。かつて戦争映画で「遠すぎた橋」というものがあった。それの戦後版ともいえるかもしれない。何百万もの強制移動させられた人々の帰還問題は想像を絶する。ニッポンの中国からの帰還の人数の数十倍の人々が行き場を失っている。すでに国を失ってしまっているケースもあった。「廃墟の…」は、前著の政治的、社会的背景を抉り出してくれる。合わせて読めばわかりやすい。
それにしても欧州は、悲惨だった。こんなにも悲惨だったのか。しかし、すっかり忘れてしまった現在があるようだ。人は過去を忘れる。
それにしても欧州は、悲惨だった。こんなにも悲惨だったのか。しかし、すっかり忘れてしまった現在があるようだ。人は過去を忘れる。