懐かしい「幸福論」アラン 中公クラシックス2017年05月25日

ずいぶん昔読んだ覚えがある「アラン 幸福論」がブームの様らしい。
中公クラッシクスとして宋左近訳が昨年末刊行された。訳は、1965年の現代教養文庫版そのままで、巻頭に解説として「楽観主義者の幸福論 アラン、そして現代へ 小倉孝誠」が載せてある。
いま書店を覗くとアランの「幸福論」が何人もの訳で出版されている。中には「大川XX 幸福のXX]のものすら見かける。
うーん。
確かに三大幸福論として古くから読まれている著作ではあるが、世の中は、アラン幸福論ブーム真っ最中といえるだろう。現代版は読みやすく、漫画 版もあるという。
幸福というよりは、人生の啓示と介した方がよかろう。