頑張る朝日新聞その22019年01月10日

頑張る朝日新聞
 新年早々、こんな記事ばかり載せるから「朝日新聞は、半日 ちがった(反日)といわれるゆえんでしょうか。
 1月6日、日曜版別冊 The Asahi Shimbun GLOBEの特集は、「王室2019」世界各国の王室の現状をリポート。当然、日本の天皇制についても「憲法と伝統と」というタイトルでまあ、それなりのことを書いている。これは、別に反日でもなんでもない。ところが、原武史氏(放送大学教授・日本政治思想史)のインタビュー記事は、「これが朝日新聞の真骨頂!」といいわせるものでした。これだから(反日)と言われる所以だ。
「天皇制の構造は変わっていない」と題するインタビューは、明治から昭和初期にかけて天皇のもとに臣民がいて「君民一体」空間、国体を作ってきた。平成天皇が退位の「おことば」を発するや、それが絶対となる。ということは本来おかしい。として、皇太子と雅子妃は、自然や水に親しみ、国家を超えた環境問題などグローバルなことに関心があるように見える。天皇がおしのびになって登山をするのも面白い。しきたりを変えるのかもしれない期待感を抱いている。
 まあ、こんなことを言っている。世界の趨勢から見ると王室は開かれ民主的になっている。日本もそうなっていくのかな。

朝日新聞が頑張っている2019年01月10日

 新年早々、朝日新聞は突っ走っているように感じます。やはり、天皇交代、元号改新にあるのでしょうか。
 1月7日の新聞見開き公告にまず度肝を抜かれました。もっともこれは、宝島社が広告主で朝日新聞は、クライアントに媒体としての新聞を提供しただけですが。この広告、朝日だけでなく、読売、毎日にも掲載されました。読売は、「嘘つきは、敵だ」朝日新聞は、「嘘つきは戦争の始まり」という見出し。リードは、ポーランド侵攻、トンキン湾事件そしてイラク戦争も原油にまみれたウミウから始まったと書いている。
 で、驚くなかれ、朝日新聞のすごいところは、これだけでは終わらない。翌8日のオピニオン&フォーラムというページに新春インタビューとして「民主主義 生かすために」と題してアメリカの政治学者ダニエル・ジブラット教授から聞き取る。「選挙で民意得た後 自由脅かす指導者・・・・」とトランプ米大統領の施政について語る。教授は、『民主主義の死に方』の著者。
続く10日は、同じコーナーで「戦争なき世界への道」と題し、法哲学者スコット・シャピーロと国際法学者オーナ・ハサウェイ(二人ともイエール大学教授)に現代秩序の原点は、90年前の不戦条約(パリ)にあり、その礎は一市民の思いと語らせ、日本の憲法9条はそれだけで独立しているのではなく、唐突にマッカーサーが思いついて特殊な条文が日本の憲法に付け加えられた、というわけでない。歴史的な背景と思想的な系譜がありそれは、不戦条約以降に形作られ現代世界に息づく平和に関する法体系のとても重要な部分を構成していると説明する。

今日は一日パンのことを考えた2019年01月08日

明日の分も買ってきた。袋に入っているやつ。
 お家の至近にパン屋さんがある幸せ。しかも手作りパン屋さん。歩いて1分。毎朝出来立てのパンを食べて と思うのですが、それができません。開店時間は、朝10時から。フランスのパン屋さんなんて朝6時からやっているぞ。と思うのですが、そうはいかないようです。未明2時過ぎから働いて開店はやっと10時に間に合うとか。パン屋さんて大変だ。
 だからなかなか食べることができない。近くにあっても買いに行けない。
誠に残念。
 パン・ド・カンパーニュ とても美味しい。大好きだ。
お店の名前は、 「あい あい」 なんて可愛らしい。

 自分が休みの時は、出来立てパンを味わう。たまらない。

ベーコン屋さんはこんな感じ2019年01月08日

 ベーコンは美味しい。大好きだ。
 でも、この3年、ベーコンを食していない。医者に止められている。
 本当に残念だ。
 ベーコンが食べた。美味しいベーコンが食べたい。

街の食生活が変わってきたのかな2019年01月08日

食パン屋さんの正面
都市郊外の小さな駅前なのにおしゃれなパン屋さんが開店した。その数か月前には、向かいにやはりおしゃれなベーコン専門店(?)が開店している。ベーコン専門点なんて大都会のおしゃれな住宅街に隣接する商店街ならいざ知らず、なんでこんな町に。なんて思っていたら、パン屋さんは、なんと食パン専門店、食パンしか売っていない。
 どうやら世間では、食パンが流行っているらしい。ご飯を食べる人が減って食パンがブーム???
 私は、近所(50m)ほどに若夫婦がやっている小さなパン屋さんがあって、そこで作っている「パン・ド・カンパーニュ」258円を月に2,3回、買ってきていただいてます。美味しいですよ。

ルーベンスってすごい! なにが?2019年01月05日

そうそう、ムンク展と一緒に国立西洋美術館で開催されている「ルーベンス展」も観てきました。せっかく、上野に行くのですから、次いでといっては怒られてしまいますが、ついでに入りました。 ご存知、ルーベンスは、バロックの神様、いやバロック時代に神様の絵画をたくさん描いたことで知られています。当時画家は、貴族、王族、教会にやとわれた職人世界。なぜ、ルーベンスの名前が知られているかといえば、ルーベンス以前とルーベンス以降とでは、絵画の作風が全く違う。それほどルーベンスは、のちの画家に影響を与えた人といわれています。
 肖像画も、教会絵画も風景画もみんなルーベンスの影響を受けていた。確かにヨーロッパの各都市の美術館に行くとルーベンス張りの絵画ばかりが目につきます。
 ルーベンスってすごいんだ。という印象は与えてくれる美術展でした。

1月20日まで 上野公園 国立西洋美術館にて開催。

ムンクとは誰か2019年01月03日

 昨年末、上野公園・東京都美術館で開催されている「ムンク展」に出かけた。晴れた日の上野公園、枝に残った銀杏や椋木の枯葉がキラキラと輝いている。東京の冬はいつだってキラキラだ。
 ムンクは、言わずと知れた「叫び」の作者だ。たぶん、ムンクを知らなくても「叫び」を知らない人はそう多くはいないと思う。それほど有名な「叫び」。100年も前にムンクによって描かれた。しかも4枚も!その叫びが一挙公開。これは一目見ておかなければ、好奇心と野次馬とそして本物を観たいという強い関心、そのどれもが重なって上野へ出かけた。
 ムンク展も後半戦に入って人気もさらに高まり、見学者も多いと聞き、朝一番で出かけた。
結構な人気、大勢の見学者、暗い館内。どうも日本の美術展は気に入らない。まず、人が多すぎる、次に暗い。人が多すぎるのはともかくとして、暗いというのは、なぜだろうか。絵を見やすくするため? 欧米の美術館は、こんなに暗くない。自分の持つ本の文字も読めるし、スケッチもできる。・・・・・
 ともかく、「叫び」を眺めることができた。
101点ある展示作品のなかで気に入ったのは、「黄色い丸太」
作風は同じであるが、イメージがムンクらしくなく、躍動的。表題「躍動する風景」のなかの一作品として展示してあった。
1月20日まで 東京都美術館 東京上野公園

よみがえる沖縄19352018年05月04日

横浜・日本新聞博物館企画写真展を観に行ってきました。
タイトルは、「よみがえる沖縄1935」
85年以上前の沖縄の姿を写し出したもの。当時の大阪朝日新聞が取材した「海洋ニッポン」という連載記事のものという。その取材時のネガフィルムが数年前に見つかった。
糸満市の写真を見るとまるで東南アジアの島国風に見えなくもない。みな裸足だ。一方那覇市の写真は、都会っぽくおしゃれだ。「海洋ニッポン」というだけあって、海の様子、漁民の様子をよくとらえている。この頃の沖縄は、アメリカ軍基地もなく、戦乱にまみれることなく平和そのもの。雨の日の女子高生を捉えてた写真は、現代にも通じそう。

写真展は、7月1日(日)までやっている。
場所は、神奈川県横浜 関内駅から徒歩10分程度。
ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室。
開館時間は午前10時から午後5時まで 月曜休館
入館料 一般400円 大学生300円 高校生200円 高いか安いかは、観た人の感性次第だ。

お勧めである。できれば午前中が空いている。仕事帰りに立ち寄れないのが不便。