朝日新聞が頑張っている2019年01月10日

 新年早々、朝日新聞は突っ走っているように感じます。やはり、天皇交代、元号改新にあるのでしょうか。
 1月7日の新聞見開き公告にまず度肝を抜かれました。もっともこれは、宝島社が広告主で朝日新聞は、クライアントに媒体としての新聞を提供しただけですが。この広告、朝日だけでなく、読売、毎日にも掲載されました。読売は、「嘘つきは、敵だ」朝日新聞は、「嘘つきは戦争の始まり」という見出し。リードは、ポーランド侵攻、トンキン湾事件そしてイラク戦争も原油にまみれたウミウから始まったと書いている。
 で、驚くなかれ、朝日新聞のすごいところは、これだけでは終わらない。翌8日のオピニオン&フォーラムというページに新春インタビューとして「民主主義 生かすために」と題してアメリカの政治学者ダニエル・ジブラット教授から聞き取る。「選挙で民意得た後 自由脅かす指導者・・・・」とトランプ米大統領の施政について語る。教授は、『民主主義の死に方』の著者。
続く10日は、同じコーナーで「戦争なき世界への道」と題し、法哲学者スコット・シャピーロと国際法学者オーナ・ハサウェイ(二人ともイエール大学教授)に現代秩序の原点は、90年前の不戦条約(パリ)にあり、その礎は一市民の思いと語らせ、日本の憲法9条はそれだけで独立しているのではなく、唐突にマッカーサーが思いついて特殊な条文が日本の憲法に付け加えられた、というわけでない。歴史的な背景と思想的な系譜がありそれは、不戦条約以降に形作られ現代世界に息づく平和に関する法体系のとても重要な部分を構成していると説明する。

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