2018年は、ナチスの映画ばかり観ていた2018年12月29日

 2018年の総括をしよう。といっても観た映画の感想を述べるだけですが。
 今年は、ヒトラーがらみの映画をよく観た。「ヒトラーへの285枚の葉書」、「ヒトラーを欺いた黄色い星」、「ヒトラーと戦った22日間」「ハイドリヒを撃て!」「ゲッペルスとわたし」
 そんなにたくさん映画を観るわけではないけれど、終わってみればかなり多くのヒトラー関連、ナチス関連映画があるものだと感心します。そういえば、サム・ペキンパー監督の「戦争のはらわた」もリミックス版として公開されました。
 欧州は、未だにナチス、ヒトラーについて語り継ぐ作業を続けていると強く感じてしまうのはなぜだろうか。第二次世界大戦終結、ナチス崩壊から70年以上たったいまも、新たな題材を見つけ、あるいは、切り口をかえて繰り返し、繰り返し作品が作られ、観られています。日本では、2年前にアニメ「この世界の片隅に」が大ヒット、これも意外なヒットとして話題となりました。このアニメもつらいことはなかったことにして忘れてしまおうという意識が伏流にあるような気がしました。
 欧州人には、ナチスと戦ったという価値観が広く残っているのだろうと思います。ナチスと戦うことは正義だった。戦争がおわってみれば、みんな(ドイツ人以外)正義に貢献したという立ち位置にいたのでしょう。それは今も変わらず、残っているのだろう。
 日本人の意識は、どちらかというとドイツ人と同じ立場のはずなのに、被害者となっているために、正義に貢献したという立ち位置にはいられない。結果、「忘れよう」になってしまっているのではないでしょうか。

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